ドライアイを眼科専門医が解説

ドライアイにお悩みの方へ。
日常生活で目が乾きやすく、遠くがぼやけて見える・物を見るときについ目を細めてしまう・目の疲れを感じる、といった症状がある場合、それはドライアイかもしれません。
深見眼科では、眼科専門医がドライアイについて正確な診断と適切な治療を提供しています。
ドライアイとはどんな病気?
ドライアイとは、涙の量が減ったり涙の質が低下することで目の表面が乾いて傷つきやすくなる状態を指します。

原因としては、長時間のパソコン作業やコンタクトレンズの装用などが挙げられ、現代ではそうした要因でドライアイになる方が増えています。
通常、涙は眼球表面を均一に覆って角膜を保護しクリアな視界を保つ役割があります。しかしドライアイでは涙が不足して目の表面に凹凸が生じるため、光が乱反射して視界がぼやける原因になります。放置すれば角膜にダメージが蓄積しやすくなるため、早めの対策が大切です。
ドライアイの主な症状
ドライアイの患者さんにみられる症状には、遠くがぼやけて見える、物を見るときに目を細めてしまう、目の疲れなどがあります。これは涙の不足により目の表面が乾燥してしまい、目に負担がかかることで生じます。
視界のかすみや目の疲労感は日常生活でも感じやすく、ひどくなると運転や読書などに支障をきたすこともあります。少しでも「目が乾いてつらい」と感じる場合は、我慢せず眼科で相談しましょう。
ドライアイの治療法
ドライアイは適切な治療によって症状の改善が期待でき、目の健康を守ることができます。当院でも、主に以下のような治療法でドライアイのケアを行っています。

- 点眼薬による治療
- 人工涙液やヒアルロン酸などの点眼薬を用いて目の潤いを保ちます。涙の膜を補うことで角膜の乾燥による傷つきを防ぎ、目の不快感を和らげる効果があります。比較的軽症のドライアイでは、このような点眼治療が基本となります。
- 涙点プラグによる治療
- 重症のドライアイに対しては、涙の排出口である「涙点」に小さなプラグ(栓)を挿入して涙の流出を防ぐ治療を行います。涙点を塞ぐことで涙が目から逃げずに表面にとどまり、潤いを長く保つことができます。点眼を続けても乾燥が強い場合に有効な方法で、当院でも症状に応じて実施しています。
ドライアイを放置するリスク
ドライアイ自体は直接命に関わる病気ではありませんが、治療せずに放置すると症状が悪化し、目の健康や生活の質に影響するさまざまなリスクがあります。専門医の間でも、ドライアイは軽視せず適切なケアを行うべきだと広く認められています。

主なリスクとして、以下のポイントが挙げられます。
- 視力の低下
- 涙の不足で角膜表面が乾燥して凹凸が生じると、光が乱反射して視界がぼやけます。その結果、日常生活における実用視力(普段感じる見えやすさ)が低下する恐れがあります。
- 角膜感染症のリスク
- 涙には目を保護する役割がありますが、ドライアイで涙が減ると細菌やウイルスが直接目に入りやすくなります。その結果、角膜(黒目の表面)に感染を起こす角膜感染症を引き起こすリスクが高まります。角膜に傷や感染が生じると、目の痛みや充血、視力低下など重い症状につながる可能性があり注意が必要です。
- 全身への影響・生活の質の低下
- ドライアイによる目の不快感が続くと、自律神経のバランスが乱れて肩こりや頭痛、集中力の低下といった症状を引き起こすことがあります。これにより仕事や勉強の効率が落ちたり、ストレスが増えて睡眠の質が下がるなど、日常生活の質(QOL)が損なわれる可能性も指摘されています。
以上のように、ドライアイを放置することは 目の表面の障害や視力への悪影響だけでなく全身の不調にもつながり得るため、症状があれば早めに眼科で相談することが大切です。軽い症状でも油断せず、専門の眼科医による適切な治療で重症化を防ぎましょう。
当院へご相談ください
ドライアイは身近な目の不調ですが、原因や症状を正しく理解し対処することで快適な視生活を取り戻すことができます。ドライアイにお悩みの方は、ぜひ深見眼科にご相談ください。専門医による丁寧な診察と適切な治療で、皆さまの大切な目の健康をしっかりとサポートいたします。

