目がかすむのはなぜ?考えられる原因・対処法と受診の目安を眼科専門医が解説

最近、なんとなく視界がかすむ

夕方になると物がぼやけて見える

目のかすみは、幅広い年代の方が感じる身近な症状です。

疲れ目による一時的なものも多い一方、目の病気のサインとしてあらわれることもあります。

このページでは、目がかすむ主な原因や、自分でできる対処、受診の目安についてわかりやすく解説します。

目次

目のかすみとは、視界がぼやける、物がはっきり見えない、霧がかかったように見えるといった症状です。

「一日中ずっとかすむ」「夕方だけかすむ」「片目だけかすむ」など、あらわれ方はさまざまで、原因を考えるうえで大切な手がかりになります。

目の疲れ(眼精疲労)

パソコンやスマホを長時間見続けると、ピントを合わせる筋肉が疲れて、かすみやぼやけを感じます。夕方に悪化しやすいのが特徴です。

ドライアイ

目の表面がうるおい不足になると、見え方が安定せず、かすんで見えることがあります。まばたきをするとしばらく見えやすくなる場合は、乾燥が関係している可能性があります。

度数の合わないメガネ・コンタクト

視力の変化に対してメガネやコンタクトの度数が合っていないと、かすみや疲れの原因になります。

白内障

目の中のレンズ(水晶体)がにごる病気で、加齢とともに多くなります。「全体的にかすむ」「まぶしく感じる」「メガネを変えても見えにくい」といった症状が特徴です。

そのほかの目の病気

緑内障や、目の奥(網膜)の病気などでも、かすみや見えにくさが起こることがあります。片目だけ急にかすむ、見える範囲が欠ける、ゆがんで見えるといった場合は注意が必要です。

疲れや乾燥によるかすみであれば、次のような工夫で楽になることがあります。

  • 画面作業ではこまめに目を休める(1時間ごとに遠くを見るなど)
  • 意識してまばたきをする、加湿する
  • 蒸しタオルで目元を温める
  • 十分な睡眠をとる
  • メガネ・コンタクトの度数を見直す

ただし、これらで改善しないかすみや、続くかすみは、目の病気が関係していることもあるため、確認が大切です。

次のような場合は、早めの受診をおすすめします。

  • かすみが続いている、だんだん悪化している
  • 片目だけかすむ
  • まぶしさを強く感じるようになった
  • メガネやコンタクトを合わせても見えにくい
  • 見える範囲が欠ける、ゆがんで見える
  • 急に視界がかすんだ・見えにくくなった

とくに、急なかすみ・見え方の変化は、早めの対応が大切な病気が隠れていることがあります。ためらわず受診してください。

目のかすみは、疲れ目やドライアイによる一時的なものから、白内障などの病気によるものまで、原因がさまざまです。セルフケアで改善しないかすみ、続くかすみ、急な見え方の変化がある場合は、目の状態を確認することが大切です。

気になるかすみが続くときは、眼科にご相談ください。

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