白目がぶよぶよ・ゼリー状に腫れた…結膜浮腫の原因・対処法と受診の目安を解説

目をこすったら、白目がゼリーのようにぶよぶよに腫れた

子どもの白目が水ぶくれみたいになって驚いた

白目がぶよぶよと腫れる症状は、見た目のインパクトが大きく、本人も家族も慌ててしまう症状です。

しかし、その多くは「結膜浮腫(けつまくふしゅ)」と呼ばれる状態で、適切に対処すれば心配のいらないことがほとんどです。

このページでは、白目がぶよぶよになる原因や、家庭でできる対処、受診の目安についてわかりやすく解説します。

目次

白目の表面は、「結膜」という薄い膜で覆われています。結膜はやわらかく伸びやすい組織のため、炎症や刺激で内部に水分(浸出液)がたまると、ゼリーや水ぶくれのようにふくらんで見えます。これが結膜浮腫です。

見た目は驚くほど腫れることがありますが、結膜浮腫そのものは痛みが少なく、視力に影響しないことがほとんどです。

目をこすった刺激

最も多いきっかけです。かゆみなどで強く目をこすると、その刺激で結膜がむくみ、急にぶよぶよと腫れることがあります。とくに子どもは力加減ができず、勢いよくこすって起こりやすい傾向があります。

アレルギー

花粉やハウスダスト、動物の毛などによるアレルギー性結膜炎では、かゆみとともに結膜浮腫が起こりやすくなります。「かゆい→こする→腫れる」という流れが典型的です。

結膜炎などの炎症

ウイルスや細菌による結膜炎に伴って、結膜がむくむことがあります。目やにや充血を伴う場合は、感染性の結膜炎の可能性も考えます。

そのほかの刺激

プールの水や強い風、まれに虫刺されなどの刺激でも起こることがあります。

結膜浮腫は、こすらずに刺激を避ければ、数時間〜数日で自然に引いていくことがほとんどです。

  • 絶対にこすらない
    • こするほど悪化します。かゆみが強い場合は冷やすと楽になります
  • 冷たいタオルで冷やす
    • かゆみと腫れをやわらげます
  • コンタクトレンズは外す
    • 腫れが引くまで装用を控えましょう
  • 清潔を保つ
    • 手で目を触らないようにします

アレルギーによるかゆみが背景にある場合は、抗アレルギーの点眼薬で「かゆみ→こする」の悪循環を断つことが、再発予防につながります。

多くは自然に治まりますが、次のような場合は受診をおすすめします。

  • 腫れが1〜2日たっても引かない、悪化している
  • 目やにや強い充血を伴う
  • 痛みや見えにくさがある
  • かゆみが強く、何度も繰り返している
  • 虫刺されや外傷の後に腫れた

とくに繰り返す場合は、背景にあるアレルギーの確認と治療をしておくと、再発を減らせます。また、痛みや視力の変化を伴う腫れは、結膜浮腫以外の病気の可能性もあるため、確認が大切です。

白目がぶよぶよ・ゼリー状に腫れる結膜浮腫は、目をこすった刺激やアレルギーで起こることが多く、見た目は驚きますが、こすらず刺激を避ければ自然に引くことがほとんどです。

ただし、腫れが引かない場合や、目やに・痛み・かゆみの繰り返しを伴う場合は、原因の確認をおすすめします。お子さんの目の腫れで慌てたときも、お気軽に当院にご相談ください。

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