オルソケラトロジーの向き不向き、メリットデメリット

[ オルソケラトロジーに向いている方 ]
  1. 6歳以上で中等度(-4D程度)までの近視と軽度の乱視の方
  2. 近視の進行を抑制したいお子様
  3. 裸眼でスポーツを楽しみたい方
  4. 角膜のカーブが強すぎたり弱すぎたりしない方
  5. 円錐角膜でない方
  6. 重症のドライアイでない方
  7. 角膜や結膜に疾患のない方
[ オルソケラトロジーに向いていない方 ]
  1. 妊娠中・授乳中、または妊娠の可能性がある方
  2. レーシックなどの屈折矯正手術を受けたことのある方
  3. 円錐角膜の方
  4. 重症のドライアイの方
  5. レンズのケアがしっかりできない方(お子様の場合は保護者です)
  6. 定期検査に通えない方
  7. 職業上、常に適正な視力が必要で視力の変化があった時に業務の中止ができない方
[ メリット ]
  • 子どもの近視進行抑制効果が期待できる
  • 手術の必要がない
  • 日中は眼鏡やコンタクトレンズを付けずに裸眼で過ごせる
  • コンタクトレンズの使用が適さない格闘技や水泳などのスポーツを裸眼で行うことが可能
  • 装用を中止すれば元の状態に戻すことができる
[ デメリット ]
  • 毎晩レンズを装用する必要がある
  • 毎日のレンズケアが必要
  • しっかりとした定期検診が必要
  • 強い乱視や遠視は矯正できない
  • 夜間のハロー・グレア(光が周りに散って見える現象)が気になる場合がある

オルソケラトロジー治療を行う上でのリスク

コンタクトレンズを使用しますので、以下のような一般的なコンタクトレンズの合併症と同じものが発生します。しっかりとしたレンズケアで予防できるものもあります。

●角膜炎・角膜上皮障害

レンズによって角膜の表面(上皮細胞)が傷つけられることで発症します。コンタクトレンズの合併症で最も多く、点眼治療やコンタクトレンズの使用を中止することが必要になることもあります。

●角膜内皮障害

角膜の内側にある角膜内皮細胞は、一度障害を受けると、再生しないとされています。内皮細胞の数が減少すると、将来白内障手術が受けられなかったり、視力が低下し、角膜移植が必要となることがあります。オルソケラトロジー治療において、角膜内皮細胞の減少は認められていません。しかし、通常のハードコンタクトレンズ同様、レンズケアを怠ると、長期的に同じレンズを使用すると角膜内皮細胞が減少する可能性があります。そのため、当院では2年毎に新しいレンズに交換していただいており、精密検査時には角膜内皮細胞数も測定しております。

●角膜感染症(角膜潰瘍)

オルソケラトロジーのレンズは酸素透過性が高く、複雑な形状のため、通常のレンズより細菌を含む汚れが付きやすく、洗浄が不十分になりやすくなっています。洗浄が十分でない場合やレンズが清潔に保たれていない場合、角膜感染症を引き起こす可能性があります。緑膿菌やアカントアメーバによる感染は特に重篤な結果となり、失明につながることもあります。そのため、レンズケアを十分にしていただく必要があります。また充血や痛み、異物感などの症状が出た場合、無理にレンズの装用を続けず、早急に眼科にて診察を受けることをおすすめします。

●巨大乳頭結膜炎

主な自覚症状は、かゆみ、充血、目やになどです。原因は、レンズの汚れによるものがほとんどですので、レンズや専用レンズケースを清潔に保つ必要があります。また、専用レンズケースは定期的に新品に交換することをおすすめします。(当院では3ヶ月毎を推奨しています。)

主な注意事項

  • レーシック手術をされた方はオルソケラトロジー治療を行うことはできません。
  • 老眼は矯正できません。
  • 円錐角膜がある方には使用できません。
  • 強度乱視や不正乱視は矯正できない場合があります。
  • 寝ている間に矯正をするので、最低でも6時間以上の睡眠時間が必要です。
    睡眠時間が短いと矯正する力が弱まります。

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